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【猫記・読書感想記】猫を迎える時に購入した本

何も知らずに猫を迎えるよりかは多少の知識を持った上で迎えたほうがいいだろうと思い立って昨年12月末に購入した本や、最近になって購入した本もある。

購入したこの4冊を基にしてそれぞれがどう猫との生活に工夫や発見をもたらしたかを少し記事にしてみたい、という猫記兼読書感想記です。

参考にはならないかもしれないが、参考までに。

 

猫の教科書

エルを迎える上で一番読み込んだと言って良いのはこれ。

猫の起源や毛色の解説などはともかくとして、猫の行動や仕草がどういうものなのかという初めて飼う場合に不安な点となり得そうなものへの解説は一応網羅されていると思う。しかもイラスト付きで。

もちろんのこと猫の個体差による差異もあるが、そういった「うちの猫はこうだった」と言うような要素を見つけ出すのも面白い点だろうか。

とこんな感じで私のように初めて飼う場合の入門編としては非常に役に立った1冊ではある。

猫は好きだが猫を飼っていない人にも特にオススメできる本かもしれない。

 

ネコの気持ちがおもしろいほどわかる本

これは実はエルが家に来た後に購入した本だった。

この本に載っているような仕草に対してなら面白いほどわかる。

猫の鳴き声の感じ(ただ文字だけで書かれているので分かり辛さもあるが)などから猫がどういう状況にあるのかをイラストや写真付きで解説したりしている。

とはいえ本の購入以前からエルのおやつのおねだりだとかは何となく鳴き声から察するものはあった。甘えている時とそうでない時には鳴き声の感じが全然違うのと、目付きすら全然違うのでそれは分かりやすい部類ではある。

しかし我が家に慣れた頃からよく目を離すと誰もいない部屋に向かって行き「ナー」と叫んでいる時があるのだが、これと断定できるような記述はなく我が家では「本能的に残った(本来なら来るはずだった)発情期の鳴き声」ではないかと疑っている。

ただ単に遊びたくて誘っている可能性もあるが……

是非ともエル本人から正解かどうか答えを聞きたいものである。

 

長生きねこの気持ち

猫の教科書と同時購入した1冊。

長生きするためにどういうケアが必要なのかを求めて購入した。

その点で言えば確かにご飯の適量などの情報はあった。それ以外の大半は当然ながら10歳以上の猫に対するケアの話がほとんどを占めている。なので役に立つのは飼い始めの頃ではなく10年以上後のことになるだろう。

とはいえ猫がなりやすい病気の情報は早めに知っておいて損はない。

エルはよく体を足で掻いていたり、耳を掻くのを目にするのである時調べてみたところ黒ずんだ耳垢が凄く(右耳だけ特に)この本に記述のあった疥癬(ダニか何かの寄生によって起こるらしい)なのではないかと疑い病院で診てもらったことがある。

結果は疥癬でもなんでもなく、ただの黒っぽい耳垢が溜まっているだけだったので今ではエルの耳掃除が日課になっているのだが、もし万が一疥癬であるような場合なら本のおかげで早期発見できたとなるところだっただろう。

また「猫は尿路結石になりやすい」というのも知って少し親近感が湧いた。

いやしかしエルにはあの痛みなど味わってほしくはないが……(経験者談)

 

長生き猫ごはん

猫を飼ったことで最近はBSの猫が出るような番組を見るようになった我が家。そこで猫用の手作り料理をサンシャイン池崎が作っていたのを目撃し、どうもそれなのではないかという事で購入した本。(その番組で扱っている猫ごはんの本なのかどうかは不明)

がっつりレシピ本かと思いきや、案外とそうでもないらしくレシピ部分は極僅か。

どういう食材なら猫が食べられるかとか、季節の食材がどうたらとかとにかく基本的な部分の記述は多い。(それはそれで助かるが)

人間が食べるようなジャンジャンに味付けしたようなものは猫の健康には悪いので、猫が食べられるものを無味付けで調理した感じのものが多く中には鍋料理なんかもあります。

当然ですが人間の健康にも良さそうだったので、猫と一緒に食べようとするならば「長生き人間ごはん」にもなっているような気がします。

ただ健康には良さそうなのですが料理を作る手間は結構ありそうで未だに我が家では手を付けられておらず、たまに鶏ささみを茹でて細かくして餌に混ぜている程度なのが現状。

「飼っている猫と一緒にこのご飯を食べるぞ」と思い立って料理を作る際には重宝するでしょうが、普段の猫のご飯にちょい足しでこんなのありますよという感じのレシピ本ではなかったのは少し残念かもしれない。

 

・以下余談

なぜかエルはこれがお気に入りである。

私がこの強烈な見た目の玩具を「可愛い」と感じてカプセルトイで購入してきたものですが、これがカタカタと勢いよく動き回るのでエルは物凄い興味を引いたらしく、この写真のテーブル(黒猫の顔のデザインになっているこたつ)の上に登って玩具をガン見してきます。

商品名はゼンマイモンスターらしいですが、我が家ではもっぱら「入れ歯ちゃん」の愛称でエルのお気に入り玩具として活躍してくれていた。しかしそれもしばらく経つと興味が失せてしまうらしく、今では放置され気味でもある。

新し物好きなエルなのであった……

そんな感じなのでもっぱら100均の玩具には大いに助けられているところで、先日もゼンマイでとことこ走るネズミの玩具を購入した。特に興味津々という感じでもないが、そこそこの大きさなのにたまに咥えて足元まで持ってくることがある。

とても可愛い光景なのだが意図しない場所に置いてあると踏んでしまう危険性があるので考え物である。