Commentaries on the Wargames

ゲームについてあれこれ書いていきます

ビスマルクの決断とドイツ単独プレイ

提督の決断4のキャンペーンの狼群作戦、日米開戦の両シナリオをドイツ軍でプレイし攻略まで導きました。

どちらのシナリオでもイギリスをマラッカ以東まで押し込み、あとはアメリカ側から回ってハワイ~オーストラリアと攻略してゲームクリアのパターンでした。

そして日本はずっと太平洋で遊んでました。しかし日米開戦のほうではマラッカを攻略しておいてくれたので良しとします。CPUは当てに出来ないのでしょうがありません。

 

その後ショートゲームで「大西洋海戦」を選択。

Kriegsmarineが誇る戦艦ビスマルクですが、狼群作戦のシナリオではまだ未登場(ビスマルク級戦艦としては建造できる)であり、日米開戦のシナリオでは時期的に撃沈済みということで未登場。

ビスマルク級戦艦を建造して「ビスマルク」と名付ければ登場はさせられるのですが、ここはやはりオリジナルのビスマルクをいっちょ活躍させようじゃないか!ということで出来る限りビスマルクを存続させたままプレイしていくつもりです。

ショートゲームは海戦からスタートして勝利しようが敗北しようがそのまま状況を引き継いでキャンペーンに移行させることが出来ます。

なのでまずこの1戦をビスマルクを失わずに勝利するところからスタートなのですが…

 

よく見ると「プリンツ・オイゲン」が2隻に増殖している…

恐らくプリンツ・オイゲンが存在しているにも関わらず、新しくプリンツ・オイゲンを追加してしまったが故に2隻になってしまったのでしょう。

とはいえ支障はないのでプレイ開始。

敵と交戦しつつ輸送船を探して撃破するという何とも心臓に悪い海戦ですが主要な戦艦はほぼ撃沈されずに作戦成功。

そのままキャンペーンへと移るのですが…

味方の艦隊(ドイツ海軍保有の水上艦のほとんど)はアイルランド沖で孤立し、北海も潜水艦しかおらず、未編成の艦船もほぼ潜水艦のみという超絶望的な状況。なぜかエムデンが本国で未編成のまま留守番をしていたが…

とりあえずシェトランド沖を攻略してバルト海まで戻りたいのだが、シェトランド沖の情報すら何も得られないまま攻め込めないのでせめて1ターン様子を見ようと思っていましたが、そこに即英軍の侵攻が!

敵の撃退にこそ成功しビスマルクも無傷だったのですが全体的に大破艦も出てきているのと巡洋戦艦を1隻失ってしまった。(たしかリュッツォウ)

もはや1ターンでも長くこの海域に留まることは危険なので何の情報も得られてはいないが、ビスマルク級を含むドイツ艦隊はシェトランド沖への突入を決断する…

 

と、まあこんな感じで進めておりました。

41年12月以前のシナリオだと日米が未参戦状態なのでゲーム攻略自体は楽です。

12月を迎えていなくともドイツからアメリカに攻め込めば自動的に日本もアメリカも参戦してきますが…

ゲーム自体はほぼキャンペーンと同じルートを辿って進めていくのですが、今回の日本海軍はほぼ全く動かず。米英から侵攻を受けて守るので手一杯の様子なので容赦なく背後からバンバンアメリカとイギリスを攻める。

アメリカ降伏後はインド洋から太平洋の中に閉じ込められたイギリスの重要拠点を1か所ずつ虱潰しにしていく作業。

そしてクリア。

最優秀艦の表彰では、3位がティルピッツ1位がビスマルクでした。

 

そしてそのままの勢いで1941年日米開戦シナリオのドイツ単独プレイに挑戦。

アメリカ・イギリス・日本の連合国相手に、ドイツ(とイタリア)の枢軸で戦っていきます。

通常設定とどう違うかというと、まず敵国全艦隊がドイツ領へと向かって来ます。

そもそも戦線は対ドイツしかないので太平洋でのにらみ合いなんてものも全くなく、敵は欧州方面か地中海方面に全戦力を集中させてきます。

1941年のドイツ海軍にはまともな水上戦力が少ないので(1939年もそんなに変わらないが)とにかくドーバー海峡攻略までのスピード感と、きちんと敵を殲滅して数を減らしていくことが重要となります。

一方でイタリア近辺はとても守れるような状態ではないので、陥落が決定的なら放棄するしかありません。

しかし米英が厄介なのは普段と変わらないのですが、ドイツ単独プレイで敵となる日本は正直ほとんど脅威ではありません。

確かに初期戦力の戦艦や空母は驚異的ですが、圧倒的な資源不足日本が支配する海域から獲得できる資源は少ないので初期戦力さえ壊滅させられれば戦力の回復に時間が掛かります。

さらに日本周辺にはドイツ支配エリアが無いので資源地帯へ侵攻することすら出来ない状態。イタリア周辺を日本が確保しなければまず問題はないでしょう。

また日本海軍はレーダー技術を持っていないので、劣勢のドイツ海軍でも序盤なら夜間では一方的に攻撃も可能です。

とはいえ米英相手にも昼間から戦うつもりはないのでこれは問題ありません。

CPU勢力も同盟相手から支援を受ける可能性が高いのでスタートダッシュでどこまで電撃的に侵攻出来るかで難易度が大きく変わってきそうです。

 

という基本戦略を頭に入れつつ…

まず最初のターンからノルウェー沖にいるティルピッツ含む第1艦隊を救うべく積極的にシェトランド沖に侵攻し攻略。

その翌ターン、報復と言わんばかりに敵軍が西地中海に侵攻。

通常艦隊1個と空母入り艦隊2個が互いに絡まりあってほとんど動けなくなっていたようで敵3個艦隊を時間切れで撃退という幸運にも恵まれつつ、着々とドーバー海峡攻略に向けて戦力の拡充と集中を図っていきます。

先の侵攻がドーバーの守備を手薄にして英海軍がジブラルタルに集結して地中海方面を攻撃しようとしている兆候なら良いのですが……

とにかく太平洋の日米の艦隊が欧州・地中海に張り込むようになる前に勝負を付けたいところですね。