Commentaries on the Wargames

ゲームについてあれこれ書いていきます

SLG個人的思い出話

さて「Commentaries on the Wargames」なんてブログタイトルを付けているのにあんまり語ってこなかった「SLG」に関してこの機会に熱語りしようかと思います。

ただFEなんかと違ってまとまったシリーズとしてプレイしてなかったりもするので、シリーズor作品ごとに思い出マシマシで書いていきましょう。

 

第三帝国興亡記(I・II)

久しぶりにやったら毎回ボロボロにされるゲーム。

ドイツ好きになった切っ掛けでもあるので多分PS2本体が壊れるまで遊ぶソフトだと思う。

生産ラインシステムなんかは本当に面白いシステム。

資源がカツカツで詰将棋みたいな展開が中盤まで続く点は「攻めて攻められ」のSLGとしては厳しい。

この辺りのセオリーとか、エリア同士の繋がりや敵がどのルートでどこのエリアを攻めることが出来るのかを把握していないと攻略自体は結構難しい。

 

提督の決断(4)

始めて中古で購入した時には歴史にまだ全然興味が無かったので専ら日本軍でプレイしていました。

資金も資源もカツカツ。しかも太平洋・東南アジアは米英の戦力が点在しマラッカとハワイを押さえない限り敵の流入を防ぐのが難しいという状態。主人公っぽい立ち位置でありながら恐らく初心者向けではないという勢力でした。

日本プレイにも飽きた頃にドイツでもプレイしましたが、当時はまだ興味がなかったので「BGMがやたら格好良い」という印象しかありませんでした。

それが今ではドイツでしかプレイできない体に……

 

ファミコンウォーズ(SFW、GBWA1+2、FWDS)

初プレイ作品はゲームボーイウォーズアドバンス1+2だった。当時は小学校高学年ぐらいの時だったと思う。この手のゲームに興味はまだ無かったとは思うのだが何かパッケージを見て惹かれるものがあったのだろう。

だけど1も2もクリア出来なかった。それがずっと心残りだったためWiiUのVC版を購入した時には小学生時代のリベンジのような気概を持ってプレイしていた。

最終的にはハードキャンペーンもトライアルの全ステージもクリアするまでやり込んだ。

上記3作品はどれも歩兵が都市を占領するときのアニメーションが可愛い。特にSFWはステージクリア時にも歩兵が出て来て「バンザイバンザイ」とやるのが可愛かったのでプレイする上でのモチベにはなっていた。

SFWの4Pマップのコロコロテツドウだけは苦労しまくったので2度とやりたくないというレベルの苦い思い出がある。

 

ギレンの野望アクシズの脅威V、ジオン独立戦争記

ガンダム系ゲームは過去にもプレイした経験はあったものの、大昔に友達の家で見たことのあった0083(後に自分でも見た)とSEED2作品と飛ばし飛ばしで見たダブルオーぐらいしか知らなかった。

なのでそんなに好きという感じでもなかったけれど試作2号機だけは本当に好きだった。腰からビームサーベル出るのも好きだったし、アトミックバズーカから激デカビーム核砲撃するのも好きだった。

後年三國志V(Vita版)を購入した頃のタイミングで面白いSLGを探していたところアクシズの脅威Vがあったため購入。セオリーも宇宙世紀ガンダム知識もあまりなかったのであまりの難しさに何度も挫折したのですが、単騎防衛法とやらを知ってようやくジオン公国編をクリアするに至りました。

そこから改めて0083をレンタルして見たり宇宙世紀の全体的な流れを調べたことでガンダムをちゃんと好きになりました。たまたま友達の家で0083を見た、という思い出が残っていなければここまでハマってはいなかったかもしれません。

ジオン独立戦争記は歴代のギレンの野望好きの人には不評だったらしいのですが、SLGとして見た時には「SLG側に寄り過ぎたギレン」であるようには思います。地球上がほぼ山地で構成されていて開けたところが少なくて移動に難儀するところ以外は好きな作品でした。

 

太閤立志伝(初代、5)

初代では辻斬りという要素があるのですが元々武力の低い謀将みたいなタイプで遊んでいたので敵に追いかけられると逃げる状態が続いていたのですが、城主となった辺りからその辺の下っ端武将には負けなくなりました。

そして本能寺の変フラグも折れた頃、大殿(織田信長)から「毛利を攻略してくれ」との命令を受け最初は広大な毛利領をちまちま攻撃していたのですが、毛利軍もガンガンこちらの城を攻めてくるのでいたちごっこになってしまい、いつもの面倒病を発症した私は辻斬りのみで国家を滅ぼすことを決意。

雑魚武将を片っ端から辻斬りしていき、敵の遠征軍を部下たちに命令して撃退させてその合戦を間近で見守り、部下が勝利すると敵軍が解散するので大名を見つけて辻斬り…

毛利元就やその後継者たちをバンバン切り捨てて、最後のほうではあの「山中鹿介」までもが毛利家の後継者になっていましたが辻斬り。(私は山中鹿介が好きなので心苦しかったのですが)

毛利家の最後の1人を辻斬りすると中国地方の城が一瞬にして全て廃城と化しました。

あの恐怖と達成感はゲーム以外で味わうことはそう簡単には出来ないでしょう。

ちなみに5はVitaでPSP版と、現役でスイッチのDXを遊んでいます。ED埋め作業をしていたのですが面倒になって放置気味です。

初代と比べると自由度は下がった(浅く広くなった)ような気はします。

山中鹿介プレイで米転がしを駆使して尼子勝久存命中に彼を大名にしたまま天下統一を果たしたこともありましたね。

尼子幕府成立

大名本拠地が二条城で正一位エンドという綺麗な終わり方をしていた。

 

大航海時代(2、4、4PK)

VC版2も大ハマり。

4はVitaのPSP版を遊んでいた。4PKはスイッチ。

4PK版でアイテム輸送の依頼が出ている時に店売りのアイテムが消えていたのをバグだと思っていた。

2の冒険感は本当に良かったのだが、4ではストーリー部分が強くなり良くも悪くもストーリーに振り回されている感じがする…

 

信長の野望

作品多数なので過去記事にある作品は除きます。

まずは面白いと評判の烈風伝。最初こそ敵が積極的に城にちょっかいを掛けてくることに面倒さを感じていたのですが、同盟や支城を駆使して上手いこと敵をいなすゲームであることに気付きようやくまともにプレイ出来ている感覚を得ました。

三國志勢とかヨーロッパ勢とか出てくるおまけ的シナリオが好きでした。カエサルでプレイしたり今川家の大名をジョン欠地王に変更してプレイしたり、さらに時間を掛ければ他の勢力なんかもガンガン弄ってプレイ出来るのも新鮮でした。

 

三國志

こちらも上と同じ。

三國志はV。魏呉蜀とか諸葛亮とか上辺のほうは知ってましたが細かいことはほぼ知らなかった時代の初プレイは黄巾シナリオ(一番上のシナリオだったので)の董卓勢だった。

何故か董卓という極悪武将だけは知識として何となく知っていたのである。

そして流石に三國志の知識がないとどうしても入り込めないというので書店で見つけた吉川三國志に触れ、ドハマりするという。小学生時代には漫画三國志が流行っていましたが、私は一切通ってこなかったんですよね…。

 

欧陸・世界の覇者

元々はスマホゲーで欧陸戦争とか世界の覇者1945とか遊んでました。厳密にはリスク系なんて呼ばれているみたいですけど、後に出た将軍の栄光まではスマホでここのメーカー作品を追いかけて遊んでいました。

スイッチでも欧陸の覇者X、世界の覇者X、大征服者ローマと3作品が出ているので購入してガンガンやり込んでいました。

 

太平洋の嵐

色んな意味で有名なゲームですがVitaで出たやつを遊んでました。資源の輸送やパイロットの移動やら面倒なので、そういう要素がカットされたイージーモードみたいなので遊んでましたがそれでも難しいというバランスのゲーム。やたらとエラーが多かった記憶。

ドイツ版もやっていましたが、これも難しくて断念しました。

 

大東亜興亡史

Vitaで第二次世界大戦勃発のほうをドイツ軍でプレイして遊んでました。

最終的には航空機部隊のみで敵拠点を爆撃して破壊するだけのゲームに…

 

新・戦闘国家

グローバルフォースがサブタイなのだろうか?それともこちらがメインタイトルなのだろうか。

それはともかくVitaのPS1のDL版を遊んでいた。

大陸国家連合的な名前の勢力を打ち破ってゲームクリアかと思いきやその次のステージ(ラストかその1個前のステージだと思うのだが)がかなり難しくて挫折。

それまではかなり楽しんでいた。

Vitaそのものが壊れてしまったのでもうリベンジすら出来ないという…。

 

最後に

一応蒼き狼みたいに単独で記事を書いたことがあるものは省くことにした。(内容も多分重複するだろうし)

ランペルールではない「ナポレオン」も省いた。あれはあれで面白かったけれど。

あと既に記憶にはないけど遊んでいたようなソフトもあるかもしれない。

 

昔はこういうジャンルもバンバン出ていたようですが私がハマる頃にはほぼほぼジャンル自体が壊滅していましたね。

ドイツ軍好きになった切っ掛けの「第三帝国興亡記」すらその時点では20年前のゲームソフトだった。大戦略とかにも興味はあるのだが田舎では古いハードやソフトを扱う中古屋すら存在しないため入手することさえ高難易度なのだ。

ジャンル壊滅問題に関しては人気や売り上げが見込めないという点が大きいのだろうが、結局のところ「不謹慎」的な批判が加わることも多かったであろう。現にコーエー提督の決断もそうした問題があったことは承知している。

まだまだ人気があるであろう戦国時代・三國志にリソースを集中することも仕方ないことだとは思うのだが、個人的には寂しいと思ってしまう。