ベッドのマットレスとはもう10年近い付き合いになると思うのですが、そもそもこんな大型の物は簡単に捨てられないし新しいのを購入するのも持ち運びが面倒…
もう数年前から中のバネがへたり始めてカバーをぶち破って外側へ露出しています。
バネの先は鋭利ではないものの角ばってはいるので足なんかを切る危険性もあり、そしてベッドの台部分の縁にバネが当たり、当然ベースが木製なので少しずつ削ってしまうようになってしまいました。
さらにもう1か所にも小さく穴が開き始めてしまいました。
先日ついにその状態に我慢出来なくなってしまった私は自力で直すことを決断。
と言っても針で手縫いするというぐらいしか出来ないのですが…
上から下、そして折り返して再び上まで1往復分縫い付けたのできっと暫くは大丈夫でしょう。
それにこういう作業はコートのボタン(M36オーバーコートのボタンや、他にも購入していたドイツ連邦軍のコートのボタンは物凄く取れやすかったので)を自力で直したり、ボタンの付け場所と生地のボタン穴が少しズレていて着辛かったりしたのを直したりした作業をやった事があったので多少は慣れていました。
今では学校の家庭科の授業でちょろっとやった裁縫には感謝しています。あれをやっていなければ、今頃コートのボタンは全部取れていたでしょうし、マットレスのバネも全部出ていたかもしれません。
ただもっと真面目にやっていれば服の手直しなんか出来ていたかもしれない。
当時の私は「こんなの覚えても必要になる時がない」とかきっと思っていたことでしょう。
縫い方は汚いと思うのですがちゃんと応急処置ぐらいは出来るようになったのであの頃の家庭科の授業もきっと無駄では無かったのでしょうね。
ちなみに裁縫箱はソニックでした。”針”ネズミだけに…
追記:
と思っていたら2か所あるうちの1つのバネがまた突き出してきました。縫った隙間から出て来ると中に引き戻すのも難しいので朝から30分ぐらいずっと格闘してました。
もういっそこのバネだけ引き抜きたいんですが、どうもそんなことが簡単に出来る構造にはなっていないようです。
力ずくで折り曲げて外側を向かないように出来るかもしれませんが人力では難しそうでした…。