Commentaries on the Wargames

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モンスターハンターライズ・サンブレイクをラストイベクエの前に振り返る

6月に最後のアプデを経たモンハンサンブレですがイベクエの配信が7月27日で終了という予定になっているため、この記事を書いている7月20日の時点を以て私がプレイしてきたモンハンライズ・サンブレイクを振り返ってみたいと思います。

 

私のモンハン歴は中学生ぐらいの時にPSPで出ていた「ポータブル」からなので年数だけは長いように見えますが実際はそうでもありません。一番ハマっていた時期はポータブル~3rdの頃です。そこにギリギリ3Gも入れても良いかもしれません。何よりもモンハンをやっていた時期が丁度この辺りでした。

物凄く白熱した反動かそれ以降はモンハン熱がどんどん冷めていくのですが、それでも今までのシリーズもやっていたのでその流れで4とXはプレイしました。でも4GとXXはプレイしませんでした。

作品の高難易度化の流れで私のような下手くそゴリ押しハンターだと苦労することのほうが多くなってしまい、義務感とストレスであまり「モンハンを面白い」とは思えなくなってしまったのでしょう…。ちなみに4とXでは片手剣をメインで使っていました。

ワールドは発売日に購入してやっぱり片手剣と共に戦っていたのですが、最終的にはナナとベヒーモスのあまりの強さに投げ出してしまいアイスボーンは一切プレイしていません。

そこからモンハン熱も完全に無くなってまさに凍り付いたような状態でしたが、急に思い立って22年の8月頃にスイッチ版のライズ・サンブレのダブルデラックスセットを購入。

4とXとワールドで片手剣で苦労した苦い記憶を思い出しつつ…その時点での私は試作2号機みたいなでっかい盾が好きであったのと、ガンダムみたくガンランスがぶんぶん飛び回るという噂を聞きつけてガンランスでプレイをし始めることになります。

実のところその前にワールドの終盤頃に少しだけランス・ガンランスに興味は持っていたのですが、ガンランス一筋でプレイしたのはライズ・サンブレが初でした。

そのガンランスのプレイ感が良かったからでしょうか、かつて失ったモンハン熱を一瞬にして取り戻した私は毎日ぶっ続けでライズをプレイし、村クエ、集会所を怒涛の勢いでクリアしていき、2週間ちょっとでガイアデルムを討伐する…という感じでした。

それから傀異討究は既に出てきていたので「ちょっと面倒だな」と思いつつ、討究クエに盟友が連れていけるようになるまではやる気があまり出ませんでした。

ガンランスの砲撃レベルを上げられる傀異強化が出てきてからはモチベが回復するのですが、必要素材が出るレベルが結構高かったのでそこだけは本当に精神的にキツかったです。120ぐらいまではぐんぐん上がるように補正が掛かっていたのでモチベだけは保てたのですが…。

 

それ以外の点で言うと、正直私にとってはサンブレのイベクエが苦痛でした。

重ね着は最低でもクエストを2度はクリアしなければならず(運が悪いともっとかかるし)、ジェスチャー・スタンプはソロ専の私には使いどころがほぼ無い。とはいえ重ね着と違って一度だけやればいいのでまだマシでしたが…

ライズのイベクエはコラボとしてソニックなどがあったのでまだモチベの持ちようがあったのですが、サンブレイクでは薄味でバシャバシャに水増しされたかのようなイベクエが多かったというのが個人的な印象です。

その中でも闘技場や塔の秘境で複数体と戦うタイプのイベクエはかなりの苦痛で、画面を覆いつくす勢いでプレイヤーに纏わりつく2体のモンスターに対してガードを繰り返し、都度大丈夫そうな時にガード突きを繰り出すだけの面白くない作業をする羽目になってしまうという…。

(私が下手なのも相まってガード戦法に依存しがちなのが問題かもしれない)

 

アプデ追加要素については、実は個人的にはアマツマガツチにさほど思い入れが無く3rd時代においても「面倒な敵だ」とぐらいにしか思っていなかったのですが、ライズサンブレでは演出にかなり力が入っているのもあって、戦闘が楽しいと思えた敵ではあります。

しかし傀異克服シャガルは完全なストレスの塊と化し、あのワンテンポ遅れる爆発のおかげで何度も被弾し、しかも動きもちょこまかと素早いシャガルと戦いたくないが故に傀異討究レベルも230台までは上げたもののプレイを続ける気力の維持が難しくなってしまっています。

特別討究が出来るようになるには一体あとどれくらい時間が掛かるのだろうか…。

 

評価点として挙げたいのはやはり盟友です。

私はたまーに参加要請を出してマルチプレイすることもありますが、基本的にはほぼほぼソロ専なので盟友を盟友クエ以外にも連れ出せるようにしてくれたのは本当にサンブレの偉大な点の1つだと思います。

ゴッドイーターも昔やっていたのでソロプレイヤー向けの要素をきちんと強化してくれたのは有難く、もしあのアプデが無ければ傀異討究を進めていくモチベはほとんど湧かなかったことでしょう。

でもイベクエやってると少し寂しいのが難点です。

 

2点だけ出た武器の重ね着(有料DLCはもっとあっても良かったのかな、と思います。

こういうのこそ他社のタイトルとコラボしたものを出せれば…と思わずには居られません。と言っても私が個人的にFEの武器スキンみたいなのが欲しいだけでもあるのですが…。

そういう物でなくとも過去のモンハンシリーズにおける人気のあった武器のスキンとかがあっても面白かったかもしれません。

私はなりきりボイスとかには興味はなかったのですが、それでもライズ・サンブレのDLCは全て購入しています。でも早期購入特典のオトモの重ね着が手に入らなかったのが残念でなりません。有料でも配信してくれれば購入したのですが…。

しかしオトモの武器重ね着が無かったり、ハンターの武器重ね着も武器種ごとに設定できなかったりと割と取って付けたようなあまり推されていない感は否めません。

 

武器の傀異強化はともかく、防具の傀異錬成などのガチャ的要素は理想を追い求めるときっと相当大変だと思うのですが私レベルだとちょっと便利なスキル(例えば匠とか)が付いただけでも喜ぶような感じなのでたぶん参考にはならないでしょう。

何万回と回して理想スキルを狙ってる人もいると聞きますが、その忍耐力は素直に尊敬できます。私なら200回も回せば嫌気が差して「まあいいか」となるのは想像に難しくありません。

 

ガルクや翔虫や盟友など昔のモンハンと比べると遥かに便利な要素があったので熱中出来たし遊び続けられたと思います。

今は少し停滞気味ではありますがたぶん特別討究解放までは遊ぶ予定…

ですがむしろイベクエを完全消化してからのほうが、義務感を払拭できるのでモチベ的にはだいぶマシになるかもしれません。