Commentaries on the Wargames

ゲームについてあれこれ書いていきます

私がジオン軍を好きになった理由

歴史好き、ドイツ軍好きになった理由は過去記事でも書いた通りで「のぼうの城から信長の野望をプレイしてハマった」とか「第三帝国興亡記シリーズが切っ掛けでハマった」という感じでしたが、ジオン系MSのGフレームの記事を書きながらジオン好きの理由を少し語りたくなってしまったので書いてみようと思います。

 

最初はガンダム自体にはほとんどと言っていいほど興味はなかったのですが、ある日(と言っても数年前にはなるのだが)面白いSLGを探していて「ギレンの野望 アクシズの脅威V」というゲームを見つけてDL版をVitaで購入することに。

ガンダムというコンテンツ自体は初期のほうはほとんど通って来ていなかったのだが種とか種運命とかはレンタルで通しで見たこともあったし、0083もちゃんと見たのはこの時のことだった。時期的には前後するかもしれないがダブルオーが放送していた時には見れる時には見ていた。

そのためガンプラもSEED系のものを買って作ることがほとんどだった時期でも試作1号機とか試作2号機なんかも買っていた記憶がある。

当時は「知っている機体のガンプラを買う」ぐらいでそこまでの熱量は無かったかもしれない……

そうこうしていく間にガンプラガンダムからも離れ、その代わりに歴史物やらを好きになってSLGを経由してまたガンダムに戻って来たのだ。

だいたいタイトルになっている勢力から遊ぶので私は迷わず「ジオン公国編」をプレイしていた。

しかしアクシズの脅威Vはギレンの野望のセオリーも何も知らないプレイヤーには難しかったのである。結局途中で投げ出してそのまま放置していた。

それからしばらくして1機だけでエリアに常駐してそのエリアの背後に大群を配置して守るというやり方を知ったのでまた最初からプレイし始めて何とかジオン編を調子よく進めることが出来るようになる。

そんなゲームから入ったにわかファンにとっては大半のキャラは初めまして状態だった(流石にギレンやら黒い3連星とか有名どころも知ってはいた)のだが、元々知っていた0083に登場するため知っていたデラーズやガトーやシーマには普通以上に親近感を覚えていた。

知らない場所に来て不安だったが友達を見つけて安心する」みたいなアレだろうか。

そういう気持ちがあったのでデラーズ、ガトー、シーマは何故か温存して大切に扱っていた。(ゲーム的なセオリーには反するのだが)

 

ゲームを進める傍ら1つだけ思い出していたことがある。

ガンダム40周年の記念としてゲーセンで懐中時計のプライズが出ていたのだ。それをゲーセンでも何度か見かけたことがあって覚えていたので「もしかしたらまだ残っているかも」と思いゲーセンへ偵察に。

個数はもうだいぶ少なくなってしまっていましたがまだちゃんと残っていました。

私はジオンのマーク入りの懐中時計が欲しかった。もし無かったらどうしようかと思っていましたが、中身が確認できるものとしてはたまたま1つだけジオンのが残っていました。

(連邦とシャアのマークのはそこそこ残っていたんですが、私の住んでる地域はジオニストが多いんですかね?)

最後の1つだけ残っていたジオン軍版懐中時計に「これはもう運命だ」と感じ、どれだけお金を掛けてでも欲しかったので2000円ぐらいかけて取りました。

その懐中時計がこれです。

今でも大切にちゃんと保管しています。

いつしか電池が切れて動かなくなった時に自力で裏蓋を開けて電池を取り換えることも覚えました。

 

そしてこれのおかげでジオンへの思い入れがMAXとなったのか再び0083をレンタルして通しで見て、また一年戦争~それ以降のストーリーを調べたり、さらに0083はDVDBOXまで買っています。

そんな流れからMG試作2号機を購入して作ったりもしました。(実質これがガンプラ復帰1作目だった)

これが結構細かくて収納時のMK82核弾頭とか発射時の核弾頭も付属している良いガンプラでしたね。可動式の指で握力がほぼ無いのと肘がぷらぷらなのであんまりポーズを付けるのは難しいかもしれないので、「ソロモンよ、私は帰って来た」を再現するためには盾用の台座がたぶん必要でしょう。

ドイツ趣味と合わせて考えると、単にでかくて強そうなのが好きなんじゃないか説も。

 

友達の家で0083を見て印象強かったのか記憶に残っていたこと、アクシズの脅威Vをプレイしたこと、そしてプライズの懐中時計が無かったらジオン好きにはなっていなかったかもしれません。

後に「ギレンの野望 ジオン独立戦争記」のオリジナル編で最高難易度をクリアした時の総大将はアナベル・ガトーでした。

 

余談:

通信エラー祭りが嫌になって辞めたスプラ3をやっていた時には、わかばを持ってスプボム転がし戦法でS+15(Xが出る前に辞めたのだが…)ぐらいまでプレイしていた。

その時に私が個人的に名前を付けて実践していたのが「ザクのパイロット作戦」だった。

強い敵プレイヤーをガンダムとして扱い無理に相手をせずボムを転がし続けて事故を狙ったり味方のサポートをするような「ザクマシンガンでガンダムを撃ちに行かない」という感じの精神衛生法だった。

実際にこれで負けてもあまりストレスを感じはしなかった。

しかし頻発した通信エラーにだけはとてつもなくストレスを感じてしまっていたので、辞めることを決意することになった。

とまあそんな感じでスプラから離れた話でした。