Commentaries on the Wargames

ゲームについてあれこれ書いていきます

【第三帝国興亡記II】頓挫していた早期独ソ戦プレイ、再び

実際には頓挫していた第三帝国興亡記IIの早期独ソ戦プレイを再開します。

 

資源とか戦力がカツカツ過ぎてワンミスで詰みになりかねないゲーム性なので、今度はきちんと準備することに。

前回は2号戦車、38(t)やトゥランIを主力にしようとするあまり6個軍団しか戦力がない状態で攻め込んで大敗してしまいました。

今回はその轍を踏まないように計画を立てます。

 

・バルバロッサ作戦発動は40年の春以降。

・1号戦車も多めに生産しておいて各方面に3個軍団は用意する。

・序盤は最速で攻めていく。

 

1939年8月前半に西ポーランド侵攻

同年8月後半にデンマーク侵攻。

9月前半にノルウェー侵攻。

10月後半にベネルクス三国侵攻。

と39年の冬までにソ連戦までに攻め込む予定の全エリアを支配。しかしこの時点では9個軍団を作るような戦力は無いので冬眠する熊の如く春まで戦力増強に勤しみます。

いつもプレイする時は大体39年12月か40年1月頃に冬戦争が始まった記憶があるのですが、いつもより侵攻が早いせいなのかそれともランダムの気まぐれなのか冬が明けた3月からソ連フィンランドに侵攻。

4月後半にようやくフィンランドを同盟化すると、ついにバルバロッサ作戦の開始です。

 

レニングラードを目指す北方軍集団として3個軍団、モスクワを目指す中央軍集団にも3個軍団、ドネツ回廊のスターリングラードを目指す南方軍集団にも3個軍団を用意しました。

ただし戦車の大半は1号戦車か2号戦車という有様。

予備戦力として1個軍団を置き、さらにノルウェー防衛用に師団装備無しの1個軍団が展開しています。

前回のプレイより開戦が1か月遅れましたが3個軍団分の戦力が増えています。

 

ノルウェーは前回も説明した防衛法で守るので軍団司令部だけあれば十分。

第三帝国興亡記2 補給基地防衛線

昔作った図があったので再利用。

ノルウェー以外のエリアでも防衛戦の時にはこれを駆使して守っていきます。

 

さて独ソ戦に話を戻しましょう。

まずはバルト三国と東ポーランド侵攻戦。

正直ほとんど強い敵がいないので楽勝です。敵軍はほとんどが歩兵師団なのでそう苦労もしません。敵戦車師団は司令部を先に攻撃してから包囲して兵器をかっぱらっていきましょう。

この2エリアへ侵攻した次のターンからイタリアが参戦。イタリアとの同盟でM11/39とカルロアルマート(P40か)、セモベンテ(ゲーム内では戦車扱い)とこれらの生産ラインを獲得。

カルロアルマートとセモベンテは普通に強力な戦車なので有難いのだが独ソ戦前に欲しかった…

イタリア戦車の編成のために軍団解散は現実的ではないので現戦力のまま進めるだけ進みます。

 

さて問題はウクライナ

ソ連本国だからか初期から戦車師団が多くさらに強い。

オデッサ近辺が地形的に戦い辛い&戦車猟兵戦術で前回のプレイではボコボコにされました。

今回は戦力を多く用意しているので指揮官入りの敵師団を航空攻撃で壊滅させ、別動隊が川を迂回してオデッサを包囲。残りの敵師団も各個撃破。

大隊が完全に壊滅すると軍団を解散する羽目になるので出来るだけ避けたいところですが、盾にした歩兵師団の大隊もギリギリ持ち堪えたので1ターン掛けて補充するだけで済む。

ただ統率51以上で手の空いている指揮官がいないため新規の軍団を作れなくなっていたので、北方軍集団の1軍団を解散して予備軍団と入れ替え。

しかしこの時軍団司令官にする予定だったヴィッツレーベン将軍のEPが31だったため、3個師団を配置させると派遣大隊を1つしか配置出来ないという事態に気付く。

早期独ソ戦プレイでは予備軍団が2つになることのほうが重要なので我慢。

どうせ補給トラックぐらいしか入れられないので派遣大隊なしの師団でも支障はないと思うのですが…

 

現時点では3個軍団で攻め込むばかりなので石油の消費がえげつない。

あと3回ほど3個軍団で攻め込めば石油が完全に枯渇します。

(ターンごとの収入や作戦での石油輸入も出来るので実際には多少の余裕はありますが)

ルーマニアの防空を上げてあげればさらに石油が手に入るのようになるのですが、まだ数ターンは掛かる見込みなので本当にギリギリの状態で戦っている…