Commentaries on the Wargames

ゲームについてあれこれ書いていきます

2両の猫戦シャー

グッズ系の記事でたびたび名前を挙げてきた「猫戦シャー」にもちゃんと触れておきたい。

 

おそらくドイツ軍とか戦車とかを好きになる前(その頃でも一応は第三帝国興亡記IIをプレイはしていたが)に見つけて購入。一度は飾っておきながらもある時期には片付け、そしてドイツ軍趣味・戦車趣味の高ぶりと同時に再び引っ張り出して飾り直すという紆余曲折を経た猫戦シャー。

よくもまあ処分しなかったと当時の私に感謝したい。

(同時期に気まぐれで買ったワールドタンクデフォルメの38(t)も同じように飾る→片付ける→飾ると経験していますが……)

以下、手持ちの2両。(2匹?)

星マークがついている左側の戦車がM4シャーマン。右側が私の大好きなティーガーI。

シャーマンに乗っている猫はきっとブラッド・キャットピット。

 

そしてこの記事のために調べて分かったのだが、猫戦シャー1はM4とティーガーがそれぞれ3種類ずつあって戦車のカラーリング違い3種だと今まで思っていたが、どうやら色が違うのは猫の部分だけだったようだ。

M4シャーマンは米軍戦車(レンドリースされていたので米国以外の連合国軍も使ってはいたが)なので乗っているのがアメリカンショートヘアー

ティーガーはドイツ軍戦車なので乗っているのはジャーマンレックス(という種類の猫がいることも調べて初めて知った)という猫。

砲塔がハッチみたいに開いて中から猫の顔と前足が出てくるが、写真では隠れてしまっているのだが車体後部にはちゃんと尻尾がある。猫部分を収納することが出来るようにもなっており全てしまえばどこからどう見てもただの戦車になる。

 

さらにティーガーの場合は3種類それぞれ砲塔番号が違い222、223、224のものがあるようだ。

私の持っているティーガーは224だった。灰色の猫が乗っている。

222と223なら乗っているのは黒猫(パンツァーニャッケヤッケの色と合わせたか)で目の色が違うらしい。

砲塔番号は猫だから2……つまりニャーに掛けているという遊び心だろうか。

(ドイツ戦車の砲塔番号は左から第〇中隊、第〇小隊、〇号車の数字で所属を表している。私の持つティーガーの224ならニャー中隊ニャー小隊シャー号車なのかもしれない)

シャーマンの3種類は本当に猫の色、目の色の変化だけ。

これを企画した人はもしかするとティーガー好きの人なのかもしれない。

 

今思えば私がティーガー好きになった理由の1つにはこの猫戦シャーの影響も多少ながらあったのだろう。

しかしながら当時はまだ戦車に対する好き度合いが低かったがためにティーガー、シャーマンを各1個ずつ手に入れて満足してしまった。そのことだけは今でも後悔として残ってしまった。

当時としては戦車好きはそこまでではなく単なる「戦車から顔を出す猫が可愛い」と思ったから購入するに至っただけであった。戦車は副次的なものだったので必要以上に購入しなかったのだが、何故あの時コンプするまで購入しなかったのだろうと今でも思っている。

再販されてまたカプセルトイで出てくるのでは、と思い今でも探している。