Commentaries on the Wargames

ゲームについてあれこれ書いていきます

大好きな風花雪月と無双のエーデルガルト宣戦シーン

エーデルガルトの宣戦シーンがとにかく好きなので本編と無双を比べつつ見てみましょう。

エーデルガルト本編 宣戦

 

エーデルガルト無双 宣戦

 

本編では近衛兵らしき兵士が近くや階段に居るのに対し、無双のほうでは近衛兵が見当たらずそして兵士たちが凄く近くなりました。さらに傭兵も混じっています。

両方とも兵士たちが隊列を組んだりしていないというのも気になります。もしかすると「演説があるからとにかく集まれ」という感じだっただけなのかもしれません…。

そして無双のほうでの距離感は皇帝と兵士というよりもアイドルとファン…。しかも傭兵までこの距離に近付けるぐらいなので、本当に熱狂的なファンの可能性も。

 

本編での宣戦シーンは一応場面的には昼らしいのですが教団・王国・同盟ルート(帝国ルートでも見れたかどうかは記憶が定かではない)で見るものとして演出されているためか全体的に画面の雰囲気が暗く、無双では帝国に味方しているので明るめの一枚絵になっているのでしょうか。

 

見ていると「民衆を導く自由の女神」のような絵画的なものを感じましたが、その手の教養が全くないためあんまり突っ込んだことが言えません…。

しかし王政打倒を目的とするフランス革命及びフランス七月革命のイメージをがっつり王政のエーデルガルトに被せるとは思えませんが…。

紋章や教会権威の打倒という点で言えば彼女が掲げる目的は「自由・平等」と言えなくもないため何らかのメタファーとなっている可能性もあるかもしれません。

 

しかし無双のエーデルガルトは目線的に足元の兵士たちを見ていないような気もするのですが、実際その辺はどうなのでしょうか。

足元の兵士たちに語り掛けているようでその実全く別のところを見ているような気がしてなりません。

彼女自体は紋章が重要視される社会やセイロス教団への敵愾心に駆られていて、(能力的に優秀でない)兵士と傭兵は駒扱いに過ぎない…というのを暗に示しているのか、それともイラストの構図上そう見えるようになっただけなのか…。

もっと後ろの方に多くの兵士たちもいるかもしれないので、そちらを見てるという感じかもしれませんが。

真相はどうかは分かりませんが、シンプルに無双衣装版のエーデルガルトを大きく描きたかっただけなのではないかという気もします…。

 

無双のほうが同盟ルートの途中で止まっているのでこういう好きなシーンのスクショ等を見返しつつモチベを回復させて何とか頑張って進めています。

本来は発売年の2022年内には全ルートクリアしたかったのですが(発売された頃は本当にそう思っていた)王国ルートの途中で力切れを起こし半年は放置してしまって今に至るので、何としても今年中には同盟ルートもクリアしたい。

そして2週目の帝国ルートをプレイしたい!

その時にやる気力があれば…

とそんな気持ちで頑張っています。